差別化できるポジショニングとは?
選ばれる為には「差別化」は絶対条件。では、差別化とはどういうことなのでしょうか?差別化には2つの考え方があります。
それは、「優位性と独自性」です。優位性とは、他よりも優れていること、スキル、商品、技術、キャリア、実績など、誰がみても「そりゃそうだよね」と言われる実績です。わかりやすくいうと「特許」。もし、その技術に特許があればそれは、とてつもなく優位になります。
もう1つは「独自性」これは、自分だけにしかできないこと、やっていないこと。唯一無にの物と定義した方が分かりやすいと思います。世の中で唯一無二のものというと、それは、もう、自分自身しかありません。独自性とは「自分」の強みで勝負することになります。これが、「らしさ」です。
どちらで差別化してもOKです。ちなみに、私は「独自性」を選びました、というのは。私が扱っているのが無形サービスであり、優位性を強みできるほどのキャリア、知識、技術、商品、実績もありません。更に特許も持っていないからです。
さて、独自性で勝負するとなると、自分らしさを言語化してポジションをとることになります。ちなみに、ポジションとは「立場」であり、ポジショニングとは「立ち続けられる場所」となります。つまり、自分らしさを言語化してポジションをとるときは「立ち続けられる」ことが大前提。だから、できないこと、無理しないこと、苦手なこと、きらいなことは削除します。
つまり、自分の好き・得意・ラク・できること。。。でポジションをとることになります。ポジショニングするときは無理しないことが大条件です。大切なのは続けられるかどうか?です。これらのことを「強味」と表現することも多いです。よく強味が見つからないという話を聞きます。私も、起業して10年近くは強みが見つからない、わからないと思っていました。だから、いつも強みを探している状態でした。
でも、5大ingを知り、ポジショニングについて学び実践していくうちに「強み」は見つける物ではなくて「育てる」ものだと思うようになりました。強みは自分の過去の中に必ずあります。でも、「これが強みです」とアピールして存在しているワケではありません。だから、見つらないのです。では、どうやって強みはどうすればできるのか?それは「意識」することです。
自分の過去を振りかえり「やってきたこと、できること、できたこと」を振り返り「ここを強みする」と決め、それを意識して情報発信する。つまり、決めたことを言葉にしてメディアにアップし続ければ、気が付いたらそれがあなたの強みということになります。ちなみに「失敗したこと、やらかしたこと、苦手な事」も強みなります。強みの作り方はターゲットによって変わります。ターゲットについては別のコラムで書きますね。
最後に、差別化できるポジショニングを決める時は、自分が好きなこと、できたこと最低5個~リストアップし紙に書きだすことをおススメします。書き出した項目を見ていると自分の見せ方が見えてくるかもしれません。